陽気なイエスタデイ

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2009年 02月 02日

超短編小説 『会話』

「ところで雅美!あんたんちの浩平君、三年生だよね!」
「そうよ!」
「最近、私、息子と会話がないのよね!」
「どうして‥‥?だってぇ、恭子んちの純也君、
 まだ一年生になったばかりでしょう!」
「それが‥‥。学校から帰って来てからゲームばっかり!」
「それはうちでもおんなじよ!
 最近のガキどもはゲームに夢中よ!」
「今度、逢ってゆっくりお茶でも飲みながらお話しましょう!」
「そうね!」
「それじゃぁ、またね!」

気がつくと、隣でゲームに熱中していた純也が
ギャァギャァわめいていた。
「ママァ!ねぇ!ママァ~!
 夕ご飯、まだぁ~?ボクお腹すいちゃったぁ~!」
「純也!さっきからなにを騒いでいるの?」
「だってぇ‥‥。
 ママ、ず~っと携帯メールばっかしやっていて
 なんにもしてないんだもん!」

by don-viajero | 2009-02-02 21:10 | 超短編小説 | Comments(2)
Commented by riojiji at 2009-02-16 14:25 x
確かに携帯メールママの多いこと・・・

我が娘にも この短編 読ませてあげましたよ・・
反応は「フ~~ン」だって。
ガックリグリコですよ!
Commented by DON VIAJERO at 2009-02-16 21:10 x
娘も姪っ子も、今のママは携帯メールやり過ぎや!
もう、病気だね!そんな時間、子供らを無視!
問題ありやでぇ!


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