陽気なイエスタデイ

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2009年 07月 08日

韓国

ウズベキスタンへは、初めて名古屋国際空港を
利用したのだが、帰国便がフライトスケジュールの関係で、
ソウルに一泊しなけらばならない羽目になった。
それまで、一度も訪れたいと思っていなかった国、韓国だ。

アシアナ航空タシケント発ソウル行きは12:30金浦空港着。
乗り継ぎ便で成田へ向かう東大生、古川さんと別れ、
私は空港バスで市内へと向かった。
大河、漢江にさしかかるころ、前方にはオリンピックを経て、
高度成長を遂げたソウルの高層ビル群やランドマークタワー、
ソウルタワーがくっきりと浮かび上がる。
車は広い通りを疾走し、クラクッションの音が絶え間なく
響いてくる。忙しげに歩く人々の足取りもエネルギッシュだ。
ソウル中心街までは一時間弱。
料金はたったの1000ウォン=80円。

ロッテホテルを横目で眺めながら、繁華街、明洞(ミョンドン)にある
安ホテルを探す。
若者たちで溢れかえる雑踏のなかを、露店の売り子たちの声が
飛び交い、混沌としたなかにあって、こちらまで元気に
なってくるような熱気がムンムン伝わってくる。
何軒目かにあたったサボイホテルにその日の宿を決める。
一休みして、知人に土産物として頼まれていた「ポッサムキムチ」を
求めに「一億兆(イロクジュ)」という店をガイドブック片手に
探しに出かけた。

小奇麗な通りに並び立つ瀟洒なビル群を過ぎ、
猥雑な界隈にあるその店には30分ほどで辿り着いた。
しかし、どこを見渡しても地図上に載っている、それらしき
看板も店も見当たらない。
近くの小さな雑貨屋で拙(つたな)い韓国語で尋ねてみると、
その店のおばあちゃんがたどたどしい日本語で応対してくれた。
そして、店の引越し先を知っているという隣のビルの事務所に
連れて行ってくれた。
彼女に案内され「国際文化開発研究所」と書かれた看板のドアを
叩くと、大柄でいかにも温厚そうな紳士が現れた。
しかも、彼に流暢な日本語で接しられ、こちらの方が
戸惑ってしまった。この人(崔さん)は西京大学の教授で東京大学に
留学の経験ありだと。
崔さんに案内され、来た道を少しばかり戻った場所にその店は
あった。わざわざ買いに来たことを告げると、店のおばちゃんも
たいそう喜んでくれた。
いままで抱いていた韓国のイメージが、一瞬に払拭された
想いである。崔教授に慇懃(いんぎん)にお礼を述べ、別れた。

夜は焼肉をホテル近くの店へ食べに出かける。
一人前では少ないと思い、二人前を頼む。
ウマイ!これが実にウマイ!!
ハサミで骨付きカルビーを切ってもらい、サラダ菜に包んで食す。
やはり、本場もんは違う!しかもお供はギンギンに冷えたビール!

翌朝は、8時発の空港へ無料で送ってくれるホテルのワゴン車に
間に合うよう、前日目星をつけておいた南大門市場の飯屋街へ。
何を注文したらいいのか、おいしいそうなものがズラリとあり、
迷ってしまう。久しぶりの白飯とチゲを注文。
テーブルの前には、おかずとしていろいろな種類のキムチが
小皿に並べられる。これもなかなかおいしい。それにしても量が
半端じゃない。しめて3000ウォン=240円は安い!

ウズベキスタン記の最後にはこう記してあった。
「もう一度来よう!近くて、優しくて、美味しいものが食べられる
 この国、韓国へ!」

by don-viajero | 2009-07-08 21:42 | ◆旅/全般◆ | Comments(0)


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