陽気なイエスタデイ

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2009年 10月 12日

ホンジュラス【コパン遺跡】

2/22(火) 晴れ
頭上には満天の星が煌いている。
空気が澄んでいるのだろう。15人ほどの人々が、一軒だけ
開いている雑貨屋の前でたむろしている。
チキムラ行きは5時発。ザックを枕にベンチに横たわり、
天上に煌く星々を見上げながら幾ばくかまどろむ。
チキムラ行きのミニバスは定員20名を40人以上詰め込み、
ギシギシだ。カーブのたびに大きく傾く。怖い、怖い。
隣のおっちゃんに「チキムラ、チキムラ」と言っていたのだが、
寝過ごしてしまい、エスキプーラスまで来てしまった。
再びチキムラ行きのミニバスに乗り込み、今来た道を戻る。
エル・フロイドへは乗り合いトラックを拾えということで途中降ろされる。
これも旅。とんだハプニングだ。
私も含めて3人が、ポンコツトヨタ・ハイラックスの荷台に乗り、出発。
30分ほどでエル・フロイドの街に着く。隣に停まっていた国境行きの
バスに乗り換える。乗客は少ないがすぐに出発。
ハリケーン『ミッチ』の爪痕か?道はガタガタ。これを機会に
拡幅工事もしている。オンボロボンネットバスは上り坂になると、
ヒーヒー喘いでやっと動いている状態だ。後部座席から
「それ!ガンバレ!」のエールを送る。
9:30、国境着。スムーズに通過。「マイホテル」の世話焼きを兼ねた
両替屋に纏われる。とりあえず、$10だけ両替。最後まで
「マイホテル」を繰り返し、くっ付いてきた、『グーニーズ』の
チャンク似の少年が乗り合いトラックに一緒に乗り込む。
峠を越え30分ほどで小さなルイナス・コパンの街に到着。
少年は「Only looking!」と言ってもかなり執拗に纏いつく。
やはり、彼の紹介する宿はただ安いだけで汚いところだ。
最初から決めていたブリナス・コパン(一泊$12)へ行く。
感じのいい、初老のおばさん。坪庭には花が咲き乱れ小奇麗だ。
荷をほどき、部屋を出るとドアの前であの少年が涙を流して
立っているではないか。少しばかり彼の話を聞いてやる。徒労に
終わってしまった悔しさだろう。$1あげるととても喜んで帰っていった。
昔は絶対しなかったことだ。ホテルを出て、隣のレストランで
朝食兼昼食を済ませる。食事中、チャンク少年が入ってくる。
彼を呼び寄せ、ゆっくり話しを訊いてみる。
本当か嘘か分からないが、父親を『ミッチ』で失い、幼い妹が
二人いて、学校へも行かず働いているらしい。先ほどの涙も頷ける。
しかし、そんな子は私が今迄旅した国々にはたくさんいる。
彼にとって、私はラッキーな客であったことだろう。
BANKに寄り$10両替。こちらのほうが少しばかりレートがよかった。
$20分もL(レンピテ)があれば充分だろう。$も通用することだし。
歩いて10分ほどのコパン遺跡へ行く。入場料$10、少し高いな。
これだけの遺跡を維持し、しかも未だに発見されていないものまで
あるのだから仕方あるまい。入り口には派手な色をしたコンゴインコが
出迎えてくれる。
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 【アルターQ・一面4人、計16人のコパン歴代王が刻まれている】
二時間ほど歩き回っているとアメリカ人?の老夫婦がなにやら
騒いでいる。彼らの指差す先にはモルフォー蝶が一匹、
華麗に舞っているではないか!生れて初めて見るブルーに輝く
美しい姿。あっという間に視界から消えてまった。20分ほど辺りを
探してみたが、二度とその姿を拝むことはできなかった。2時半ごろ
ホテルに戻り、シャワーを浴びながら、パンツ・靴下を洗い、ホテルの
物干しをチョイ借り。しばらく街をブラつく。今回の旅で初めて市場を
覗く。物売りとの会話は、訳が解らなくともそれだけで旅を感じる。
果物売り場に可愛い元気なお姉ちゃん。オレンジの切れ端を
食べさせてくれる。ジューシーで美味しい。三個買う。一個8円弱だ。
ついでに、「¿Puedo tomarle una foto?」「O.K.」
夕食は5時にレストランに入り、たまには違ったものをと思い、
パスタを注文する。といってもやはり大盛りだ。セルベッサ二本。
腹も達し、ホテルへ帰り、シャワーを浴び、バターン・キュー。
7時、熟睡!

by don-viajero | 2009-10-12 09:28 | Guatemala/Honduras | Comments(0)


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