2009年 10月 19日
「クチュマタン」とはマム語で山脈のこと。 「トドス・サントス・クチュマタン」は「神々の住む山々」を意味する。 両脇に標高2400m級のクチュマタン山脈を眺めながら、 ウエウエテナンゴからゴトゴト、バスでひた走ると、山あいにある 先住民マム族の村に着く。土曜日はメルカドの日で、周辺の村々 からも様々な民族衣装を着た人々が大勢集まり、静かな村が 一転、色鮮やかに活気をみせる。 2/26(土) 快晴 寒さのため、眼が覚める。ジャケットを着込み、テクコントゥンの 丘まで登る。7時ごろクチュマタンの山々の背後から陽が昇る。 トドスの村にもボチボチ陽が差し込んでくる。 市に向け人々が集まり出し、花火まで打ち上がっている。 この村の男たちの服装はユニークだ。みんなが並んでいると、 それこそ楽器でも持たせれば、ディキシージャズでもやり始める のではないかと思うようないでたちだ。しかも、彼らは せっせ、せっせと鈎針を動かしながら何やら編み物をしている。 子どもたちを写真に収めようと、持参した使いかけのカラーペンを あげ、撮らせてもらう。子供たちの笑顔が一番だ。 12時にはウエウエ行きが出るというので公園の広場で市で賑わう 人々を観察する。 11時過ぎ少し前にバスが来たのですぐに乗り込む。 10分もしないうちに一杯だ。本数が少ないからだろう。このまま 強行してパナハッチェルまで行くことにする。二時間ほどで ウエウエ着。すぐにシェラ行きに乗り換え。クアトロ着2:30。 またまたすぐさま、シティ行きに乗り込む。あ~忙しい、忙しい。 このバスも乗客で一杯だ。しかたなく前へ乗る。いままでで一番 慎重な運ちゃんだ。安心。ロス・エンク・エントロスには5時ごろ着く。 少しばかり離れたバス停からパナ行きに乗る。といってもソロスの 街でまたしても乗り換え。薄暗くなった6時少し前にパナの街に ようやく到着。外人さん(私もそうなのだが‥‥)がたくさんブラついて いる。観光地といった感じだ。目当てのホテルはすぐに判ったが、 工事中のため閉鎖。このホテルの前に立っていた人に、他を紹介 されたのだが、ここも満室で駄目。再び、同程度の宿を紹介され、 入ってみると、トイレが汚く、臭い。ここは断り、近くのホテルを 覗いてみる。平屋で、中庭には花々が咲き、小奇麗な宿だ。しかも、 ツインをシングル料金でよいと言われここに決める。(一泊60Q) すでに7時をまわり、辺りはすっかり暗くなっていた。腹はグーグー。 シャワーを浴び、イルミネーションの輝くレストランに飛び込むと 名物料理「ペスカド・アラ・パンチャ」ができるというので、とりあえず、 セルベッサ。グラスともよく冷えており、グッグッと一本空けてしまう。 久々の魚料理。とても美味しい。計三本もセルベッサを空けてしまう。 超豪華な夕食だった。(計80Q=1120円)帰り道は千鳥足でフラフラ。 ホテルの前にスーパーがあることも確認。 再びシャワーを浴び、バタ~ン・キュ~である。9時。 ペスカド・アラ・パンチャ (アティトラン湖特産の白身魚・ベジタブル・アボガド・ライス・ チキンスープ・バター付パン)
by don-viajero
| 2009-10-19 20:51
| Guatemala/Honduras
|
Comments(0)
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 エッセー 山 本 超短編小説 「アドルフお坊ちゃん」 夢 Run Photo ずくの会(米作り) 男の料理 ◆旅/全般◆ Sri Lanka Myanmar Cuba/Mexico Portugal Thai/Laos/Cambodia Vietnam Yemen Mexico Bulgaria/Swiss Guatemala/Honduras Uzbekistan Peru/Bolivia Maroc 未分類 以前の記事
2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 more... 最新のコメント
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||