陽気なイエスタデイ

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2009年 12月 06日

ロマン

「男のロマンは女のフマン(不満)」だそうだ。

ヨーロッパまでの往復航空券をゲット
可能なだけのマイレージが貯まったので、
来年あたり、その「男のロマン」を求めて、
ポルトガルへ行こうと思っている。

ユーラシア大陸の西の果て「ロカ岬」。
ポルトガルの詩人、ルイス・デ・カモインスの
叙事詩『ウズ・ルジアタズ』の一節。
「Onde a terra se acaba e o mar começa」
「ここに地果て、海始まる」

眼前に広がる大西洋からの風をうけて岬の突端に立つ。
-そんな岬に行ってどうするんだ?-
と思われるかもしれないが、
それが「男のロマン」なのだ。理屈なんかいらない。

そして、もう一つの楽しみは生の「ファド」を
聴いてみることだ。
イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソンが
あるように、ポルトガルにはファドがある。

今年、亡くなってしまったが、若いころよく聴いた
フォルクローレのメルセデス・ソーサ。
その彼女の歌声に優るとも劣らないアマリア・ロドリゲス。
そんな彼女が歌い繋いできたファドを、
場末の酒場でしっとりと聴いてみたい。

それは若いころ、日本の演歌に馴染まなかった耳が、
そのころとは違った感覚で、ファドを聴き入れるのでは
ないだろうか‥‥。秘かなロマンでもある。

by don-viajero | 2009-12-06 07:54 | ◆旅/全般◆ | Comments(0)


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