陽気なイエスタデイ

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2010年 02月 03日

ポルトガル・Ⅵ 『マルヴァオン』

エヴォラから北へ、小型バスに揺られ1時間半ほどで、
ポルタレグレという小さな地方都市に着く。

今回の旅はヨーロッパだったので、ネットから多くの情報を
得ることができた。『地球の歩き方』で紹介されているホテル
でなく、それよりも快適で安い宿も見つけることができ、
リスボアとポルトは、そのサイトから予約した。
また、リスボアからポルトへのポルトガル鉄道の急行券も
バウチャーチケットで購入した。
主要都市間を結ぶ高速バスの時刻表はもちろんのこと、
地方のバス路線の時刻表まで調べることができた。

ここポルタレグレのホテルは『地球の歩き方』には、
高級ホテルと安ホテルの二軒しか載っていなかったので、
念のため『グーグル・アース』から何軒かピックアップ
していった。これが幸いした。安宿は閉鎖されていたのだ。
しかも、この街のインフォメーションで、思いがけず、無料の
日本語対応可能な『Windows 7』搭載のP.Cに出逢え、
まともにブログアップできたのだった。

この街からバスが1日2往復しかない、1時間ほど行ったところに、
マルヴァオンという、ちっちゃなちっちゃな村がある。
なだらかな山々が連なるなかの岩山の頂に、城壁に囲まれる
ようにして、村がちょこんと載っている。
スペイン国境近くにあるため、古くから戦略上重要な拠点だった。

ワインの大瓶を抱えた老人と私しか降りなかったバス停から、
その大瓶を持ってあげ、二重の門をくぐって城壁のなかに入る。
車一台がやっと通れる狭い石畳の道を登ってゆく。
そこは下界から切り離されたかのように、石造りの家々はすべて
壁が白く塗られ、静かで平和なたたずまいが、寄り添うように
続いている。観光客なんか誰もいない城の見張り塔まで登れば、
視界を遮るものは何も無い大パノラマが開け、遠くスペインの
地まで見渡すことができる。
晴天の下、優しい風に吹かれながら思い出すのは、まるで
『天空の城ラピュタ』のような、標高3000mを越す、一枚岩の
山頂にあるイエメン・シャハラの村のことだった。
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by don-viajero | 2010-02-03 20:04 | Portugal | Comments(0)


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