2011年 01月 13日
-人は旅を触媒として、化学変化を起こす。 ときには、人生を激変させるかもしれない‥- どこかにあった言葉だ。 確かに、若いときの「旅」は期間も長かったし、 激変でなくとも、それからの私の人生に大きく 影響を及ぼしたことには間違いない。 帰国後の数週間、冷めやらぬ興奮は、 -次はアフリカへ数ヶ月かけて行こう!- そんなことばかり考えて悶々と日々を送っていた。 日本でのあまりに速く過ぎてゆく一秒に疲れ、 腑抜けのような思考でアフリカを向いていた。 長い時間をかけ、線で繋ぐことが本当の「旅」かも しれない。行き帰りの航空行程を除けば、 たかだか10日前後の点のような「旅」なんか、 「旅行」と言ってもいいぐらいのもんだ。 それでも、私はそれを「旅」と呼ぶ。 毎回の「旅」が、私のなかでは人生を揺さぶるに 足るものであるからだ。 たった一泊の国内旅行でも、その日が近づけば、 期待でワクワクしてくる。いま、私がその状態だ。 いくら旅慣れていると言えども、訪れたことのない 未知の世界への「旅」であり、持ち物も念入りに チェックする。 一応、今宵準備は整った‥‥。
by don-viajero
| 2011-01-13 19:50
| Cuba/Mexico
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