2011年 02月 28日
宿へ帰ると、カナダ人の若い娘(白人)が赤ちゃんを 抱いて、パティオ(中庭)にあるベンチに腰をかけていた。 少しばかり話しをする。そこへ旦那(白人)がやって来た。 この宿のもう一つの部屋の客人たちだ。ところが、彼らの 「Our baby」は、吸い込まれそうな大きな目がクリックリッ 輝いている赤ちゃんなのだが、明らかに黒人であった。 ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫婦のような、 彼らの慈善?に対する姿勢は、我々日本人には到底理解 することはできないであろう。 シャワーを浴び、洗濯を済ませ屋上の物干しに吊るし、 夕食を待つ。振り返れば、バラデロのホテルで急ぎ足の 朝食をとってから、腹に納めたものといったらビールと カンチャンチャラのアルコール類だけ。さすがにお腹が グーグー鳴っていた。約束の7時、ちゃ~んとドアを ノックして呼びに来た。冷蔵庫に入っているものと同じ 缶ビールを買ってきていたので、よく冷えた別の缶を持って テーブルにつく。一緒に食事をすることにしていた若夫婦は 赤ちゃんがぐずり出してしまい、一人で始める。 まず大皿に入った美味しい野菜スープ。次に大皿の野菜 サラダ、そしてフライドポテトの皿、Main Dishは見たことも ない二塊の大きなロブスターと、大盛りのインディカ米、トマト、 果物の載った大皿だ。いくらグーグーの空きっ腹でも、 並べられただけで私の小さな胃がビックリしてしまった量だ。 ヨダレが出てきそうなほど旨いロブスターでさえ半分しか 食べられず、残ったものを部屋でゆっくり食べてもよいか 訊ねると、快くOKしてくれた。 もちろん、明日の朝食はキャンセルだ。 《これで10CUC≒850円》 《ユダルミスおばさん》 《手伝いに来ている妹さん》
by don-viajero
| 2011-02-28 20:07
| Cuba/Mexico
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