2011年 08月 04日
結婚をすれば、当然お互いのものを持ち寄る。 新たに買い求めたものは「僕のもの」でもなく 「彼女のもの」でもなく「僕たち・私たちのもの」 になる。 子供が生れれば、それこそ二人が一緒になった 証でもある。でも、時が経てば子供たちは成長し、 離れてゆく。 星霜を重ねるうちに、なんだか「僕のもの」と 「彼女(カミさん)のもの」を区別するものが、 増えてきたような気がする。一緒になってから、 どんどん増え続けていた共有部分の占める 割合が、いつのころからか少しずつ小さくなって きている。 曖昧模糊な人生を歩んでいる私に比べれば、 彼女は日々、それなりの目標を持って素敵に 生きている‥‥と思っている。 振り返れば、二人が新しく刻んできた時間は、 それぞれの家庭で育った時間よりも、すでに 10年近く多い歳月を流れ去らしている‥‥。 今生きている人への思い、過去に生きていた 人への思い、逢えなくなってしまった人への 思い‥‥すべてが未来へと繋がってゆく絆。 『いとしき日々よ』平井堅 -たとえ時がうつろうと 縫いあわせた絆は決してほどけない‥- 映像とともにすばらしい曲でしたね! さてと、次回の『男の料理』は『揚げ出し豆腐』 でも作ってみましょうか‥‥。(笑)
by don-viajero
| 2011-08-04 20:16
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