陽気なイエスタデイ

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2011年 09月 26日

味覚・観覚・魅覚

運動会を翌日に控えた孫たち(小学3年と1年)の
応援に、千葉の友人夫婦が馳せ参じた夕。
根室の友人から秋刀魚が届いた。早速、刺身に下ろす。
ボールに氷を沢山入れ、酢を少量たらし、下ろした
身を浸す。私の捌(さば)き方も上手くなったもんだ。

夕食に合流した息子夫婦が、採れ立ての松茸を
プンプン匂わせて、数本持参してきた。嫁さんの
父親が早朝、採って来た代物だ。我が家はすっかり
秋の『味覚』に溢れていた。

心配した雨も、地域で一斉に開催された子供たちの
運動会に遠慮したのか、午前中(熱中症発症のため
松本地方の学校では、今年度から午前のみになった)
なんとか我慢してくれたみたいだ。

競技の合間、白いナイロンテープで仕切られた保護者席
から、視点の定まらぬままあちこち眺めていた。
ひょっとしたら、虚空を見つめていただけかもしれない。
目の前を歩いていた二人の女の子のうちの一人が、
もう一人の肩越しに私を観た。私は観た。
一瞬カァ~っと照りつけた太陽に惑わされたのか、
小学校時代の同級生が弾ける笑顔を投げかけていた‥‥。

競技も無事終了して、PTA会長の挨拶。壇上に上がった
会長は、赤と白のドハデなストライプのTシャツで
「赤組、がんばった!白組もがんばった!!!」
会場は、彼の姿に、饒舌な語りに大きな拍手が沸き
あがる。そして、この地方独特のパフォーマンス
『万歳三唱』で締めだ。

秋の魅覚を堪能してくれた時間が流れていった‥‥。

by don-viajero | 2011-09-26 20:01 | エッセー | Comments(0)


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