2011年 11月 27日
本格的な冬を間近に迎える空気は、乾燥して余分なものを 含まず、北に望む雪を纏った山々をくっきりと見せている。 お気に入りの林間コースの広葉樹たちは、いつの間にか すっかり裸んぼになってしまい、舞い落ちた葉で道の脇を 覆った枯葉が、冬が深まりつつあることを教えてくれる。 流れてゆく足元でかさこそと音をたてる落ち葉は、 踏みつけると砕けてしまうほど乾いていた。 鮮やかなイチョウの葉とくすんだ黄色や赤のコナラや モミジの葉。そして、木立の隙間から零れる黄金色に 優しく輝く柔らかな初冬の日差し。 それが、今日の私のランニングの色だった。 例年なら、11月初旬から徐々に寒さに慣らされていくのに、 まだ馴染んでいない初冬の寒い空気と、お日様に暖められた 温(ぬく)い空気が入り交じったなかでのランニングが、 気持ちよく身体をクリアーにしてくれる。
by don-viajero
| 2011-11-27 19:35
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