2012年 01月 18日
やはり『田中慎弥』はただの頭でっかちだった‥‥。 それは学校へは行かずとも、独学で身につけた学力は 他の追随を許さないってとこかな‥‥。 しかし、そこには笑いや悲しみの混じった学生生活も なければ、もちろん部活動も存在しない。どんなに すばらしく優れていても、血の通う心がない。 以前『2009年・この3冊』で紹介したが、私としては、 今回の受賞インタビューを聞き、然もありなんという 感じだった。 何度も直木賞にノミネートされてきた『伊坂幸太郎』は 昨年からノミネート自体を拒否するようになった。 ひょっとしたら、芥川賞や直木賞の受賞は、ヘボ歌手でも ひと時代前の『紅白歌合戦』に出演することが、 一種のステータスが上がることを意味したことに似て、 長い歴史を繰り返すうちに、選考委員も含め、些か手垢の 付いたものに成り果ててしまったのではないだろうか‥‥。
by don-viajero
| 2012-01-18 22:06
| 本
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