陽気なイエスタデイ

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2012年 03月 04日

千歳鶴

『Angel’s Share』の続き‥‥。

札幌グランドホテルに到着した、我々6人の内訳は男性4人、
女性2人。ツイン3部屋に分かれ、それぞれ荷をほどき、
シャワーを浴び、そそくさとホテルの向かいのビル2階に
ある居酒屋に入って行った。

当然の如く、とりあえずの生ビールで乾杯だ。
大の日本酒党を自負してやまないM氏は、一杯だけでビールを
切り上げ、日本酒の項を睨んでいる。そのなかにあった北海道の
銘酒・千歳鶴『大吟醸・吉翔』に、その値段もさることながら、
目が張り付いていた。
「これ、飲んで見ようか?」

1合瓶で2,000円前後はしたと思う。10年以上前の記憶回路を
弄(いじ)くってみたところで、お猪口で飲んだのか、小さな
グラスでなのか、思い出せないが‥‥。
飲むというより一口舐めただけで仰天した。しばらく日本酒を
口にしていなかった私には、驚愕すべき出来事であった。
それまで日本酒にこんなにもフルーティーなものがあるなんて、
想像だにしていなかった。長生きはするものである(笑)

酔客の追加注文に一升瓶片手で器用にお酌をする、この店の
お姉さんの職人芸にもついつい見とれてしまった。小皿に載った
1合枡にしっかりと表面張力を残し、しかも小皿から零れない
微妙なところまでピタッと注(つ)ぐ。

あまり深酔いしないうちに、私は札幌在住の知人との約束が
あったので、先に居酒屋をあとにした‥‥。

話しは飛ぶのだが‥‥。
『北の国から’02遺言』のなかで、純君が結ちゃん(内田有紀)を
嫁さんに貰うため、義理の親父さん(唐十郎)に挨拶に行くとき、
ぶら下げていった一升瓶が千歳鶴だった。

by don-viajero | 2012-03-04 08:01 | ◆旅/全般◆ | Comments(0)


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