陽気なイエスタデイ

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2012年 06月 18日

珍客

季節は新緑から深緑へと移り替わり、緑陰が涼しさを誘う。

5月に入っていただろうか‥‥。
山桜の大木が満開の花を咲き誇るように覆い被さった、
舗装された市道へと続く砂利道の私道を、何かが黒い影を
残して横切った。猫ではない。もう少し小さい。
チョロチョロっと尻尾の影がやけに目立った‥‥。

この地に居を構えたころは、すぐ横を流れる石間のせせらぎを
挟んだ森から、愛くるしい小動物・リスがときどき我が家に
遊びにきていた。

ところが、その川も圃場整備の関連事業で三面コンクリの
味気ない川になり、両側の木立も伐採され、我が家と森は
完全に寸断された。夏、イルミネーションのように瞬いていた
蛍の光も消え、可愛い訪問者もとんと姿を現さなくなってしまった。
しかしながら、川の姿は元に戻ることはないが、両岸の雑木は
星霜を経て充分な高さに育った‥‥。

あいつはあの横切った影を見て以来、3回私の前に姿を現した。
その3回とも朝の出来事だ。PCを開いて、何気なくベランダ越しの
ヤシャブキを見ていると、隣りに立つコナラからヒョイッと
飛び移った。太い枝に止まり、犬のように後ろ足で耳のところを
ヒョコヒョコっと掻き、スタスタと上部へ移動する。

どうやら、シジュウカラも巣立ちを終えたヤシャブキが
お気に入りになったらしい‥‥。
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カメラを構える間もなく姿を消してしまうので、今回は
折り紙でご勘弁を‥(笑)。 

by don-viajero | 2012-06-18 19:53 | エッセー | Comments(0)


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