陽気なイエスタデイ

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2014年 03月 21日

ゾンビ

ポカラのフェワ湖畔から、徐々に朝陽に照らされ、赤く染まってゆく
ヒマラヤの峰々を、固唾を呑んで眺めていた。両脇にアンナプルナ
山塊を従え、真ん中でドデ~ンとその魚の尾のような雄姿を誇る
ようにして聳え立つマチャプチャレ。

背後から人の気配がした。
「おい!Mじゃないか?!」
振り向くと、そこには小学校の同級生Tがいた。
「おや?Tじゃないか!お前、どうしてここにいるだよ!」
「俺か?俺は旅行会社の添乗員でここに来ているんだ!朝は自由
 時間だから、二人であの島までボートで行かないか?」
「お客さん、ほったらかしたままでいいのか?」
「大丈夫だよ!お客たって5人きりだし、一応ホテルのロビーに9時
 集合だ!ほんの一時間ぐらいだけだから‥。あそこには面白い祠が
 あるんだぜ‥」
「よし!行ってみよう!」

私は彼の言いなりに祠の中を覗いみた。なんとそこには小人の兵隊、
小人の民衆、小人の王様‥。突然Tが私の背中を押した‥‥。
「ワァ~」祠の世界に飛び込んだ私も、小人になって王様の横にいた。
王様が、「この先に貴方の見たいものが、きっとあるはずです!」と
言って指差した。

どことなく見覚えのある砂利だらけの田舎道を、トボトボ歩いていった。
目の前に飛び込んできたのは、昔のカミさんの家。ガラガラと建て
付けの悪い玄関戸を開け、「こんにちは!」カミさんの姉さんが草臥れた
顔で出迎えてくれた。「よく来てくれたわね!」通された部屋には三台の
ベッドが並んでいる。一斉に三人が起き上がり、「よ~く来たねぇ~」
頬の肉が半分ほど削げ落ちた亡き義祖母、亡き義父、亡き義母だった。
「ギャ~!!!」‥‥そこで目が覚めものの、体中汗でビッショリだ。

この夢を見る数日前、隣り村の道端で、いくつもの看板を目にした。
《墓地公園建設断固反対!》運転中の息子に、
「どうせ、人家のすぐそばに造るんじゃないんだから、なにも反対する
 ことはなかろう!」
「違うんだよ!どうも土葬の墓地だって話だよ!」
「?????いまどき、そんなことってあるの???」
f0140209_1758119.jpg
バガンにて
                     

by don-viajero | 2014-03-21 19:33 | | Comments(2)
Commented by riojiji at 2014-03-23 17:55 x
ポカラから墓場まで・・・
相変わらず面白い夢見てますね(笑)

ここも 20年前位まで土葬やったけそね・・
「焼かれるのは 熱くて嫌だ」が その理由・・
でも 土葬って今 駄目なんでは ないの??
Commented by DON VIAJERO at 2014-03-24 06:28 x
同じ頃、カトマンドゥとポカラの宿検索してたんだ!
T君が出演したのは共産党絡み。
土葬の件は調べてないが、駄目だと思うけど・・・。


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