陽気なイエスタデイ

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2014年 08月 27日

日本語

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「処暑」も過ぎ、昨日、突然降り出した「篠突く雨」。
今朝は轟々と流れる用水路の水も止まり、静かに「小糠雨」が
舞い落ちていた‥‥。

「季節」や「雨」に関しても様々な言い回しをする美しい日本語。
そして、いまだに廃れず生き残っている日本語。

下駄が入ってなくとも「下駄箱」。筆がなくとも「筆箱」。
練り状なのに「歯磨き粉」‥‥。

横道に逸れるが、緑色なのに「黒板」や「青信号」。
コンクリート製なのに「枕木」。ご飯を入れるのに「茶碗」‥。

「美しい国」。倒語として揶揄された「アドルフお坊ちゃん」が
初めて総理大臣になったときのフレーズだ。「ニクイシクツウ」。

意見の異なる者たちには「見解の相違だ」と言い放ち、「国民の
生命と財産を守る」と言いながら、広島災害の一報を受けたあとも
一時間ゴルフに興じる。

坊ちゃんが真心をもって「哀悼の誠を捧げている」のは広島や
長崎の“国民”ではなく、靖国や高野山に祀られている“お国”の
ために散って逝った人々なのかもしれない。

いったい彼は、この“国”を、そして“国民”をどこへ導こうと
しているのだろうか‥‥?

by don-viajero | 2014-08-27 19:57 | エッセー | Comments(0)


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