2017年 03月 11日
『見るまえに跳べ』もう半世紀以上も前に書かれた、 大江健三郎氏による著作本である。この本の存在を知ったのは、 私はまだ中学生。学生運動が走り始めたばかりの時代だ‥‥。 学生時代、休学して世界一人旅を画していたころ、竹馬の友に その話をしたところ、こう言われた‥‥。 「ほとんど知識がなくて跳ぶなんてことは、無謀だよ! “跳ぶまえに見よ”じゃないかな‥‥?」 「そりゃぁ、最低限の下調べだけはする。でも他人の経験論を 参考にするつもりはない!この旅を、自分だけのものに するためにはね!ボクは“見るまえに跳べ”派だから‥‥!」 昨年のある日、娘から携帯メールが届いた‥‥。 「お父さん!“64”を映画館で観たよ!とても面白かったよ! 本ある?あったら読ませて!」「Of Course ! 了解!」‥‥。 先日、無料の某ネット動画配信サイトで『重力ピエロ』を観た。 伊坂幸太郎氏の同名本は、数年前に読破している。 やはり以前、伊坂幸太郎・著/大沢たかお主演『陽気なギャングが 地球を回す』の映像を観た。(両映画とも“鈴木京香”が出演‥‥) 作品を読んだあと映像を観るか?それとも映像を観てから作品を 読むか?当然、私は前者であるのだが‥‥。
by don-viajero
| 2017-03-11 18:45
| 本
|
Comments(2)
Commented
by
libra-mikio at 2017-03-23 22:05
私も読んでから見る派です。
この前初めて、沈黙、読みました。
0
Commented
by
don-viajero at 2017-03-24 20:12
『風に吹かれて』が流れる『アヒルと鴨のコインロッカー』。
この映画でau三太郎の“濱田岳”を初めて知りました。この映画は読後のなかでも秀逸です。 しかし、最悪は『ラッシュライフ』でしたね! 『フィッシュストーリー』も私の中では落第点。 以前、宮部みゆき氏が-映像を意識して作品を書いている-ということを言っていましたが、文字の表現に映像が追い付いていないように思われます! |
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 エッセー 山 本 超短編小説 「アドルフお坊ちゃん」 夢 Run Photo ずくの会(米作り) 男の料理 ◆旅/全般◆ Sri Lanka Myanmar Cuba/Mexico Portugal Thai/Laos/Cambodia Vietnam Yemen Mexico Bulgaria/Swiss Guatemala/Honduras Uzbekistan Peru/Bolivia Maroc 未分類 以前の記事
2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 more... 最新のコメント
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||