陽気なイエスタデイ

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2007年 12月 13日

理系・文系

英・国・数・理・社のいわゆる主要5教科。
このうち得意科目だったといえるのは英・数・社。
国の漢文はチンプンカンブン。古典はコテンコテンだった。
理では特に物理が苦手だった。化学、生物は辛うじて及第点。
社の歴史は日本史、世界史も好きだった。
とりわけ地理にいたっては得意中の得意だった。
この科目は中学、高校とも良き担任に恵まれたと
いうこともあったからだろう。
こうしてみるといったい理系人間なのか、文系なのか‥‥。

作家といえば文系と思いがちだが、諏訪出身の新田次郎は
元測候技師という完全な理系人間だった。
細君である藤原ていの書籍「流れる星は生きている」が
ベストセラーになったのに触発され、処女作「強力伝」で
直木賞を受賞した。
もう一人、大町に移り住んだ丸山健二。国立仙台電波高等学校卒業。
その二年後「夏の流れ」で芥川賞を受賞し、
当時、史上最年少芥川賞作家として注目を浴びた。

骨子の整ったフィクションを構築するとなると、
いわゆる理系の持つ合理性や客観性が必要となって
くるのではあるまいか。

丁稚奉公して苦労を重ねた松本清張もそうであったように、
彼らは決して恵まれた文学環境で育ったわけでなく、
ましてや大学の文学部などとは縁もなかった。
読書を好み、大衆を広くつぶさに眺めるところから
自分の小説を創り出したのであろう。

さて、本題であるがどうも世の人々は十把一絡げ(じっぱひとからげ)
にして括(くく)ってしまいたい傾向がある。

理系・文系とまでいわなくともそれぞれの分野で中間を
歩んでいる人間も数多くいるのではないだろうか‥‥。

by don-viajero | 2007-12-13 20:45 | | Comments(0)


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