陽気なイエスタデイ

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2008年 05月 27日

ヨーグルト

秘かに応援していたブルガリア出身・琴欧洲が、漸く
優勝した。久しぶりに彼のはにかんだ笑顔がはじけた
場所だった。

7年ぐらい前だろうか?
ある人からカスピ海ヨーグルトをもらった。これが
すっかり嵌(はま)った。私の身体に実に素直に
嵌ったのだ。それ以前、胃腸の調子があまり
よくなかったのだが、驚くほどよくなった。いまでも
種を絶やさず作り続けている。

このことがきっかけで、そのヨーグルトの故郷、
グルジアを含めコーカサスの国々を訪れて
みたくなった。しかし、長引くチェチェン紛争の最中、
渡航は無理と判断し、行き先をブルガリアにした。

5年前、スイス・チューリッヒを経由してソフィアに入った。
ヨーグルト料理を率先して食べた。どれも口に合う
美味しさだった。もっとも、よく冷えた中ジョッキの
生ビールが60円弱とくれば、どんな料理も旨いに
決まっている。

そして、1187年~1397年に第二次ブルガリア帝国の
首都として栄えた古都・ヴェルコタルノヴォを訪ねた。
いまでは、人口7万人弱のこの小さな街が、琴欧洲の
故郷である。

この街のスーパーで、手のひらに乗るぐらいの素焼きの
瓶(かめ)に入ったヨーグルト(ブルガリア語でキセロ・
ムリャコ)を見つけた。それをフィルムケースに入れ、
無事成田を素通りしたのだった。

その少ばかり酸っぱい種は、冷凍室奥深く眠っている。
また気が向いたときにでも“スネジャンカ”でも作ってみよう。
あのはにかんだ笑顔と、中世のヨーロッパのたたずまいを
残すタルノヴォの街を想い出しながら‥‥。

スネジャンカ‥刻んだキュウリやクルミをクリーム状の
        ヨーグルトであえたサラダ。
        ニンニクを少し利かしてある。
        名前は「白雪姫」の意。
          
       

by don-viajero | 2008-05-27 20:22 | ◆旅/全般◆ | Comments(0)


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