2008年 06月 16日
「陰気」か「陽気」かを問われれば、 私はすこぶる「陽気」な部類に入るだろう。 見知らぬ土地を一人で旅を続けていると、 ちょっとした些細なことでも気持ちが ささくれてしまうことがある。 お金をちょろまかされそうになったり、 時間のルーズさに苛立ったり、 しつこい奴に付きまとわれたり‥‥。 通りすがりの人が投げかける好奇な眼差しさえも、 心がささくれ立ってくることがある。 そんな意気消沈しているなかにあって、 子供たちが向けてくる笑顔ひとつで 救われた気分になる。 商売っ気なしのおじちゃん、おばちゃんとの会話。 はにかみながら、キラキラ輝く瞳で近寄ってくる子供たち。 ふと出逢った、見知らぬ人から向けられる笑顔が、 そのささくれ立った心を癒してくれる。 そして、嫌な思いは切り捨てて 新たなる「陽気」な旅が続いてゆく。
by don-viajero
| 2008-06-16 20:16
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