陽気なイエスタデイ

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2008年 10月 21日

ウズベキスタン・Ⅱ

タシケントに着いた翌日には、
国内線RT85双発機(現在はRJ85・80人乗り)で
シルクロードの香りが詰まった、オアシスの古都・ブハラへ向かった。

ホテルには2時ごろチェック・インできたので、荷を置き、街を散策。
チャイハナで食べるシャシリク(シシカバブ)は一本、日本円で15円。
肉は大きく、かかっている香辛料がなんともいえず香ばしくおいしい。
ちょっとした無舗装の路地に入ると、人懐っこい子供たちが
「フォト、フォト」と言い寄ってくる。
彼らとともに写真(まだデジカメではない)を撮り終えると
「アドレス、アドレス」とせがむ。
メモ帳を渡し、住所を書いてもらう。
ロシア文字かウズベク文字か、定かではないが私には読めない。
身振り手振りでその写真を送ってやる約束をする。
いたるところでこんな場面に出くわす。
こんなにも子供たちを撮ったのは、その後訪れたイエメンまで
なかったことである。
女子大生までもが覚えたてのような英語で話しかけてくる。

ブハラからサマルカンドまでのオンボロバス(6時間・約250円)で
異邦人は私一人。皆、奇異な視線を投げかけてくる。
バザールへ持っていくという、野菜の入ったでかいズタ袋を
運び込もうとしている客を手伝ってやる。
その彼が私のそばに座ると、矢継ぎ早に話しかけてくることで
周りがすっかり和み、他の連中も加わり大賑わい。
少しばかり英語の話せる青年が、
「なにか日本の歌を歌ってくれ!」と言うので、『異邦人』を独唱。
最後尾座席にいた私に、乗客たちは後ろを振り向いて、
ジーっと聞き入っている。
荒涼とした乾燥地帯を走るバスのなかに私の歌声だけが響く。
-ハズカシイ!-
歌い終えるとなんと拍手喝采!アンコールに答えて
『カチューシャ』を歌い始めると車中は大合唱となる!
すばらしい瞬間だ。これぞ旅の醍醐味である。

そして、サマルカンドでは感動の家族と青年との出合が待っていた。

by don-viajero | 2008-10-21 07:16 | Uzbekistan | Comments(0)


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