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2013年 02月 15日

愉快な仲間たち

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サヌア大学近く、ワディ・ダハール行き乗り合いタクシー乗り場の運ちゃんたち。

乾いた喉を潤してくれるビールを売っている酒屋さんなんか一軒もなく、
中世アラブの色濃く残るイエメンの街々のなかで、アラブ人でもイスラム
教徒でもない自分は、あくまでも『よそ者』である。そんなよそ者のままでも
楽しませてくれたのは、驚くような景色ばかりでなく、多くの人々との
触れ合いだった。決してイエメン人になれるわけではないが、彼らの
ルールや文化を謙虚に尊重することによってこそ、そのルールで自分自身が
守られていることに繋がると思う。「良きイエメン人は、恥を知る人に対して
恥ずべき行為はしない」という言葉が示すように、イエメンの人々は、いつでも
旅人の私に素敵な素顔を見せてくれた。
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キューバ人もビックリ\(◎0◎)/クラッシックカー!
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ジベタリアンにとって楽チン坐り。これが通称『ハドラマウト坐り』
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いつの間にか人だかりが出来てしまった!
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ハドラマウト
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土産用にとイエメンコーヒー(モカ)屋に偶然飛び込んだ、アッバース君の店。彼は愛知万博の
イエメン館で、6ヶ月間働いていたと言うだけあって日本語が上手で驚いた。
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アッバース君の親父さん。
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空港の向かい側にある雑貨屋で、残ったYRで買い物を済ませた帰り、分離帯の花畑で
働いていた人たちと。
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18日間、十二分に楽しませてくれたイエメン。
「Good-by Yemen !」「شكرا(シュクラン=Thank You)Yemeni !」

by don-viajero | 2013-02-15 19:57 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 14日

Yemen Foods Ⅱ

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サンドイッチ屋さん。(羊肉入りコロッケ2ヶ+ポテト+野菜/30YR≒18円)
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シュウルマサンド屋さん。(やはり30YR)
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ホブス屋さん。(1ヶ5YR≒3円)
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焼きたてナンに卵を落としたスナック。バイエン(30YR≒18円)
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高級レストランで生野菜摂取。(300YR≒180円)

そもそも、今回のイエメンの旅での「食」に関しては、期待もして
いなかったし、重きも置いてはいなかった。これは、旅立つ前から
解っていたことだから、格段苦にもならなかった。私にとって、
この旅の重要性は、如何にして「人のいいイエメン人」と、多くの
旅人たちから賞賛される人々との“触れ合い”が持てるか、という
ことだけだったのかもしれない‥‥。

最後に次回、そんな同じ地球人としての『愉快な仲間たち』とも
言える、イエメンの人々との接点を紹介して、今回の旅を閉じる
こととしよう‥‥。

by don-viajero | 2013-02-14 19:47 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 13日

Yemen Foods Ⅰ

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イエメンの代表料理:サルタ(石鍋料理)。これは卵を落としてもらった
「サルタ・バィードゥ」。

羊肉or牛肉、豆、米をヒルガという香辛料を入れて煮込んだ、
ちょっと苦みのあるシチュー料理。(400YR≒240円)

食事に関しては、やはりイスラムの世界だから、右の素手を使って
起用に食べている。もちろん我々外人さんには、ちゃんとスプーンも
付けてくれる。総じて味は辛くないのだが、如何せん種類が少ない。
安レストランのメニューにだって、数品しか載っていないし、そもそも
英語表示があるところ自体が少ない。お客が食べているものでさえ、
質素なものばかりだ。だから、街で売っているサンドイッチやホブス
(イーストの入っていないパン)、点在している大きなスーパーで缶詰や
野菜、パンを調達して、ホテルの部屋で「Mr. Vodka」をしていた。
ただし、海岸沿いのムカッラの街では、ちょっと薄味の焼き魚料理を
食べることができた。
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ショクシューカ。
トマトやネギなどが入った日本人の口にもよくあうオムレツ。
(ショクシューカ+ナン/120YR コーラ/30YR 計150YR≒90円)
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指差しチョイス料理。
羊肉・具なしチャーハン・ナン・スプライト/330YR≒200円
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サヌアからサユーン行き長距離バスで、ランチタイムに寄った砂漠の中のレストラン。
(チキン+具なしチャーハン+鶏がらスープ/200YR≒120円)
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匂いに誘われて‥‥。5本で150YRのカバブ屋での食事。
(カバブ3本+トマトビューレ/100YR ナン2枚/10YR
シャーイ【砂糖入り紅茶】/10YR 計120YR≒72円)

by don-viajero | 2013-02-13 19:59 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 11日

サヌアの子供たち

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by don-viajero | 2013-02-11 19:12 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 10日

Bab al Yaman(イエメン門)

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Bab al Yaman
ほとんどの市壁と門は取り壊され、現存する唯一の門であり、
旧市街の表玄関ともいえるイエメン門(バーブ・アル・ヤマン)。
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この門を潜れば、物と人でごった返しているスーク(市場)が
迷路のように奥へ奥へと続く。そこはまさに“サヌアびっくり箱”であり
“生きている博物館”だ。
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門の上から
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若い伊達男たち
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門の内側
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スーク街
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新市街のスーク

by don-viajero | 2013-02-10 19:52 | Yemen | Comments(0)
2013年 02月 09日

ジャンビーア

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イエメンの男たちのほとんどは、“トゥブ”(裾の広がった薄でのワン
ピース服)に“ハザーム”(幅広のベルト)を締め、体の正面に半月刀
“ジャンビーア”をさした格好で街を闊歩している。
日本でいえば昔の侍のようでもある。
ちなみに“ムシュッダ”(スカーフ)は日除け用の帽子にもなるし、
砂埃のときには顔にまけばマスク代わりにもなり、またコジャレた
肩掛けにもなる。もう一つ面白い用途があるのだが、それは後日
紹介することとしよう‥‥。

現代において、武器としては無意味なものではあるが、多くの男たちが
ジャンビーアを身につけるのは、それが一人前の戦士であり、血筋正しき
部族民であることの象徴だからである。部族間抗争のとき、勇気を持って
戦えない者はジャンビーアをさす資格がない。だから女、子供、階層の
低い人々はさすことが認められない。つまりジャンビーアをさしている
ことは、彼が一人前の権利と勇気を有する部族民であり、誇り高き
イエメン人だということを物語っているのである。
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この店で型紙を取らせてもらい、帰国後桐材で自作した“ジャンビーア”。
竹光ならぬ桐光だ。(柿渋の塗り重ね)
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by don-viajero | 2013-02-09 19:40 | Yemen | Comments(4)
2013年 02月 07日

Qat (Kaht)

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カート屋さんから、一丁前に味見をしながらカートを購入。

夕方ともなれば、まるで「こぶとり爺さん」のように、片方の頬をパンパンに
膨らませた男たちで、街は溢れかえっている。

カートはアカネ科の木の葉っぱで、この生の葉を噛み砕いて、そのエキスを
飲み下すことによって、軽い神経興奮作用が得られる。
カートの習慣はアフリカのエチオピアやケニアにもあるが、イエメンほど盛んに
噛まれているところはない。お隣のサウジアラビアでは麻薬の一種として
禁じられているが、イエメンでは合法的な嗜好品であり、決して物陰で
こそこそやるような“ドラッグ”ではない。
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かつて毎日、午後になるとカート・パーティーが繰り広げられたオールド・サヌア・パレスホテルの
マフラージ(最上階の客間)でコーヒーを一杯。
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シャハラ・ツァーを頼んだYemen Holiday Toursの事務所で、社長のアミン氏(向かって左)と
助手のムハンマド氏(右)との3人でカート・タイム。 

by don-viajero | 2013-02-07 20:20 | Yemen | Comments(0)
2013年 02月 05日

黒いベールの女たち

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「人には四枚の皮膚がある」という。イスラム色の強い地域では、
特にそんなことを知らしめられる。身体の皮膚、それを覆い隠す
ようにしている黒いベールの衣という皮膚、家という皮膚、そして
イスラムという社会に守られている皮膚だ。イスラムの女性たちは、
そうした頑固な皮膚に被われ、ある意味大事にされながら生活して
いるのではないだろうか‥‥。

黒一色に被われたベールという皮膚の下に、そこだけが唯一窺い
知れる表情のなかで、擦れ違いざまの異邦人をしっかり捉え、ジロっと
投げかけてくる黒褐色の瞳がキラっと輝き、その奥にある芯の強さが
美しい光彩を放っている‥‥。
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サヌア大学構内に入ってゆく女学生たち。
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by don-viajero | 2013-02-05 20:34 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 04日

Vodka

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旧市街の中にあり、眺めのいい屋上があるタージ・
タルハホテルへ、よく冷えたノン・アルコールビール片手に
行った。フロントでグラスを借り、イエメンスタイルの急な
階段を登り、屋上に配置されたテーブルにグラスを置き、
件(くだん)のビールを注ぎ、スキットル(200cc入り)に
入った液体を注ぎ込む。そこへ、もう一段上にある
屋上から降りてきた数人の欧米人。スキットルを指差して
「What is that ?」
「This is Vodka !」
「It’s good idea !
 From now on, we will call you Mr. Vodka. 」
「Oh ! Nice name. Thank you !」






基本的にイエメンではアルコール類の販売はない。サヌア郊外にある
高級ホテルのシェラトンや韓国料理店にはあるという情報はあったが、
とてもじゃないが高級酒なみの値段なのだ!当時、720cc・1本だけの
持込可だった。90度以上のウォッカでは、機中爆発すればいけないと
思い、50度のウォッカをペットボトルに移し変えて持っていった。
このスキットルは義姉のおフランス土産だ。

それも旅の半分も消化しないうちに空いてしまい、イエメンを離れる
日まで休肝日が続いた。それは、私がアルコールを常飲するように
なってからの人生のなかで、記憶にないぐらい長い日々だった。だから、
帰路サヌアからドーハ行きの機中で飲んだ、たった350ccのビールが、
どれほど五臓六腑に染み渡り、思考能力でさえ麻痺させてしまった
ことかは、言わずもがなのことである。(笑)

* ノン・アルコール瓶ビール(330cc)=120YR≒72円。ちなみに
  瓶コーラ(190cc)が30YR≒18円だ。            

by don-viajero | 2013-02-04 19:58 | Yemen | Comments(2)
2013年 02月 03日

Sana'a・点描

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とっても都合よく利用した、市内を縦横無尽に走り回る10人以上
乗せてしまう「ダッバーブ」。一区間20YR~30YR(12円~18円)。
どこで乗ろうがどこで降りようが、同区間だったら同値だ。
また、郊外行き乗り合いタクシーの行き先は、それぞれの
車体ライン色で判別できる。
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街中の所々にある共同菜園。
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桜の花に似ているアーモンドの木の花が、乾いた大地を潤すように、
そこかしこに咲き始めていた。

by don-viajero | 2013-02-03 19:23 | Yemen | Comments(0)