陽気なイエスタデイ

donviajero.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:Run( 54 )


2012年 06月 19日

夕方ラン

日曜に早朝ランをするつもりが、前日から降り続く雨が、
上がりそうでなかなか上がらない。7時を回っても疎らな
銀色の糸を引きながらパラパラ落ちてくる。

8時からもち米田の草取り。その後お寺の厨房を借りて、
昨年暮れに残ったもち米で4臼の餅つき。
f0140209_19394251.jpg
 年季の入ったぬかくど
f0140209_1940364.jpg
ヨモギ入りの草もち
f0140209_19412134.jpg

f0140209_1941397.jpg

近所の子どもたちが7人も集まり、一緒に慰労会だ。

500ccのビールと350ccのハイボールを飲んだ私は、
午後の焼けたアスファルトが陽炎に歪み、何年間も
土のなかで過ごし、ようやく地上に這い出したばかりの
蝉たちの、幾重にも渦を巻きながら騒ぎ立てる喜びの
鳴き声を聴きながら、フラフラ千鳥足で一旦家に帰り、
シャワーを浴び、ベッドに潜り込み一眠り。

気持ち良い目覚めは、体内のアルコールを少しばかり
消し去り、日中の噎せるような熱気も失せ、初めての
夕方ランを決意させた。

残っているアルコールを搾り出すように、髪の毛の
なかから、額や背中から、全身から玉のような汗が
流れる。いつもの15キロコースを少しだけ割愛。

車を停めてあるお寺の駐車場に近づくころには、
有明山の裏側に沈もうとしている西日が、水を張った
田をキラキラ輝かせ、その横にある実りを迎えた麦秋の
黄金色をひときわ際立たせていた。

by don-viajero | 2012-06-19 19:45 | Run | Comments(0)
2012年 06月 10日

走れない理由

4月29日以来のランニングだった‥‥。

昨日、一日中降っていた一週間ぶりの雨は、乾ききった
大地や山の緑を潤わせ、充分な湿り気を与えてくれた。
ランニングをする時間も午前中から早朝へと移す。
麓から手を伸ばせば届きそうな、西山の中腹にポカリ
ポカリと綿毛のように浮かんだ雲は、薄っすらと青空が
透けて見える山の上部を覆い隠して垂れ込めた雲に、
ゆっくりと吸い上げられてゆく。

それは、40日間もの長い期間走らなかったのではなく、
走れなかったのだ。仕事が忙しかったことも一つの理由に
挙げられるだろう。合間には『ずくの会』の作業もあった。
遠い現場が続いたこともあり、早朝ランも無理。帳尻を
合わせるような休日を作ることも儘(まま)ならなかった。

GW過ぎ、悪戯?をしていて大ハンマーで親指の爪を
しこたま叩いて潰してしまった。幸い骨には異常が
なさそうだったので、医者へも行かず、包帯やキズバンを
巻き、腐った匂いを隠すため指サックをして凌いでいた。

不運は続くものだ。5月中旬。たまの休日が雨。走ることが
無理なら縄跳びをと思い、1万回の予定が8千回を終了した
時点で、突然右足脹脛に激痛が走り痛めてしまった。

今朝は、依然脹脛の調子も今ひとつだったので10kランだけで
済ませたが、湿り気を含んだ空気が、気持ちよく肺の奥底まで
優しく行き渡り、肉体から滲み出てくる汗が、走れることに
感謝でもしているかのように、静かに流れ落ちていった‥‥。
f0140209_12514870.jpg
左が普通の金槌・右が大ハンマー
f0140209_12524325.jpg
辛うじてくっ付いている旧い爪

by don-viajero | 2012-06-10 12:55 | Run | Comments(2)
2012年 04月 29日

陽春

言葉で表せば、清々しく、暖かく、穏やかな快適さを
伴う春を想像させるのだが、昨日今日は一気に夏に
近づいた。

北原白秋は「5月の陽気は春と夏のデュエット」と
なんとも言い得て妙な表現をしたが、4月も終わろうと
しているいままさに、5月に足を突っ込んでしまったかの
ような陽気になってしまった。

夏用のランニングウェアーに身を包み、快調に走り出した
ものの、肌に伝わる気温の上昇はウェアーを脱がせ、
滝のような汗を帽子のなかから滴り落とす‥‥。
体力の消耗も激しい。20kコースを縮め、15kで済ませて家に
辿りついたときには、すっかり疲れ果ててしまった‥‥。

しかしながら、風呂上りご褒美のプレミアムは、陽春の
えも言われぬ旨さが、乾いた喉を潤わせてくれた‥‥。

by don-viajero | 2012-04-29 17:56 | Run | Comments(0)
2012年 04月 08日

ランニング・シューズ

日の出前は氷点下を記録した朝を迎えた。

真っ青な空に、眩しいばかりの陽光を照らす太陽の力で、
気温は時間が経過するごとに上昇してゆく。

無風。春霞もない。肺のなか深くに吸い込まれてゆく
冷たい空気が気持ちいい。前回のランよりかなり大回りを
したから、確実に20kランをしたことになると思う。

ランニングは自分の都合に合わせ、一人でできるスポーツだ。
しかも、ホノルルやニューヨーク等の海外マラソン大会に
出たいなんて思わなければ、安価なスポーツである。
だから、靴ぐらいいい物を履いて走りたい。

ランニング後の腹筋等のストレッチを済ませ、シューズの
底を確認した。今年に入ってずっと気になっていた‥‥。

2009年春、町内の某スポーツ品店で1万円以上支払って購入した
シューズだ。一カ月平均50k走るとして(雨が降れば縄跳びをやる)、
年間600k。3年で1800kだ。底だって減るわけだ。
f0140209_16413488.jpg


ランニング後、ご褒美のビールを飲みながら、同じ種類の
シューズをやはりご褒美でネット通販注文した。
定価10290円のものが送料込で5980円!
f0140209_16461721.jpg


by don-viajero | 2012-04-08 16:46 | Run | Comments(2)
2012年 03月 27日

未体験ゾーン

高校時代の山岳部を含めても、こんなに長い距離を
休まずに走ったことは記憶に無い‥‥。

春と冬が突風やつむじ風、はたまた雪を交えての壮絶な
せめぎあいをしているかのようなここ数日。

ところが、今朝の外気温がマイナスであったにも関わらず、
遮るもののない太陽は、春の陽光を惜しみなく降り注いでくれた。
それは、生暖かな気味の悪い空気を振り撒くこともなく、
気持ちよく季節の衣替えを終えたような天候であった。

日曜に走ることが出来なかったので、爽やかな微風のなか
走り出した。
春特有の少しばかり霞がかっているものの、雪を纏った
アルプスは遠く白馬乗鞍まで見渡せる。ウェッヘルンに似た
薄く小さな雲が、餓鬼岳の頂上付近をうろついているだけで、
それすら麓から私の息を「ふっと」吹きかけても、すぐに
消えてしまうように浮いているだけだった。
そんな心まで躍り出しそうな陽気は、不思議と身体も軽くした。
軽やかな足どりは、明確に脳みそへと伝達した。
-20kmランを目指してみようぜ!-
それはちょっとした勇気と、いつものコースに大きな膨らみを
持たせれば容易なことだった。

結果は少し足りない19.2km。走行時間2時間05分。
さすがに最後の登りダッシュ200mはきつかったが‥‥。

by don-viajero | 2012-03-27 20:12 | Run | Comments(2)
2012年 03月 11日

観天望気

先週、そして今日の日曜。穏やかな陽気に包まれ、
快適なランニング日和だった。

気温は、先週の方が幾分高かったような気がするが、
今日の陽射しは肌を刺す勢いがあった。
先週から下着を一枚減らした分、体が軽く疲労を
残すことなく距離も延した。

すっかり雪の消え去った田んぼを渡る、ほんの少しだけ
冷気の含んだ爽やかな透き通った風のなかに、ふわっと
生暖かいものが足元から舞い上がってくる。

春の匂いを撒き散らすような天上の雲は、少しずつ溶けて
青空に吸収されてゆくのに、先週とまったく同じように、
有明山の七~八合目あたりにかかった鉢巻のような雲は、
厚くなるわけでもなく、幅を持たせながらゆっくりと
白い姿を変化させている。
f0140209_1971225.jpg

昔からこの地方では
-有明山に鉢巻が巻けば、必ず天気が悪くなる-
という言い伝えがある。

先週も鉢巻姿で、翌日は春の大雪だった。
今夜から雪になる予報が出ているが‥‥。
f0140209_1975073.jpg
福寿草も開いた!次回は蜜蜂を撮りたいなぁ‥‥。

by don-viajero | 2012-03-11 19:11 | Run | Comments(2)
2012年 01月 07日

2012・初ランニング

友人等との恒例新年会は、毎年1月4日だ。

2日に穂高を出発して、午前中にはカミさんの実家・府中に
到着するようにしていた。翌日の午前中は、何らかの用事で
新宿や渋谷に出かけていたのだが、ここ数年府中でゆっくりと
穏やかな正月を過ごす。

駅を降りれば人波をかき分ける様にして前に進み、田舎では
決して味わうことの無い、目まぐるしくすれ違う大勢の人々に、
帰りの電車に乗るころにはグッタリ疲れ果ててしまう。
ましてや、今では携帯を片手に歩きながらお喋りする群衆の声、
声、声。ひっきりなしに鳴る着信音。街宣車の大音響。
スピーカーで神のメッセージを唱える伝道師。ゲーセンの電子音。
その前を通り過ぎるたびに変わる店内のBGM‥‥。
目ばかりか耳までが混乱してくる。

今年は3日に府中を訪れた。そしてこれも恒例になった
多摩川ランニングを4日、まだ陽の昇らぬ静かな住宅街を
駆け抜けて行った。多摩川べりに着くと同時に、山国では見る事の
出来ない、でっかく朱に染まった太陽が厳かに昇る。
前日のアルコールで澱んだ体を清め、新年会で美味しい酒が飲める
ことを約束してくれるような爽やかな汗を流す。

11キロを走り終えるころには、お日様が背中をそっと優しく
撫でてくれていた‥‥。

ランニングコース

by don-viajero | 2012-01-07 18:27 | Run | Comments(0)
2011年 12月 21日

枯れ色

道端のネコジャラシや、未だにフサフサとした綿毛を蓄え、
冬の弱い光に照らされキラキラ輝かせているチガヤ。
そんな枯れ色の草たちが僕を励ます‥‥。
「おっ!今週も走ってるね!」
「行きはよいよい、帰りは怖いよ!」

いつもの大まかなランニングコースは、東に下り、
南に向かい、西に上がり、南に向かい、再び東に下る。
帰路はその逆。西に上がり、北に向かい、東に下り、
北に向かい、再び西に上がる。

北北西からの冷たい風が、額にうっすらと滲んだ汗を
冷やす。ときおり強く吹くアルプスおろしが、足元の
枯葉を舞い上げ、吐く息を遮るようにして、体力の
消耗を早める。

帰りのランでは、そよそよと靡いていた枯れ色の草たちが、
「それみたことか!」
頭をグルグル回し、ブンブンと音が聞こえるような動きに
変わっていた‥‥。
f0140209_19413841.jpg
                                ≪冬の光≫

by don-viajero | 2011-12-21 19:45 | Run | Comments(2)
2011年 11月 27日

初冬のラン

本格的な冬を間近に迎える空気は、乾燥して余分なものを
含まず、北に望む雪を纏った山々をくっきりと見せている。

お気に入りの林間コースの広葉樹たちは、いつの間にか
すっかり裸んぼになってしまい、舞い落ちた葉で道の脇を
覆った枯葉が、冬が深まりつつあることを教えてくれる。

流れてゆく足元でかさこそと音をたてる落ち葉は、
踏みつけると砕けてしまうほど乾いていた。

鮮やかなイチョウの葉とくすんだ黄色や赤のコナラや
モミジの葉。そして、木立の隙間から零れる黄金色に
優しく輝く柔らかな初冬の日差し。
それが、今日の私のランニングの色だった。

例年なら、11月初旬から徐々に寒さに慣らされていくのに、
まだ馴染んでいない初冬の寒い空気と、お日様に暖められた
温(ぬく)い空気が入り交じったなかでのランニングが、
気持ちよく身体をクリアーにしてくれる。
f0140209_19324976.jpg
今朝の夜明け前の朝焼け

by don-viajero | 2011-11-27 19:35 | Run | Comments(3)
2011年 10月 12日

素敵なラン

蒼い空はどこまでも高く、鼻を擽るように、どこから
ともなく匂ってくる甘いキンモクセイの香り。
走っていても陽だまりが恋しくなる季節になった。
日陰に入ると、サーっと汗がひく。
言葉を変えれば、それは「走る」ことが気持ちの
良いシーズンに入ったということだ。

7月に入ってから続けていた早朝ラン。
休日、雨が降れば屋内で1万回の縄跳び。
腹筋、腕立て、ダンベル‥‥。
雨のおかげで?すっかり筋肉が付いたみたいだ。

見渡す限り、刈り入れの終わった田んぼ。
コンバインで粉砕された稲わらが、暖かそうに
そっと優しく田んぼの表面を覆っている。

セイタカアセワダチソウとススキの穂とが、
揃って静かな風にうなだれた頭(こうべ)を
揺らす。燻したような金に、柔らかく煙る銀。
目に飛び込んでくる世界は、そこらじゅう
一面の秋だ。

お気に入りの林間コースの道には、クルミや
山栗がたくさん落ちている。
自動車で潰されたものもあれば、齧りかけの
栗もある。さらには近くに猿の落し物までもが‥‥。
f0140209_17404635.jpg


by don-viajero | 2011-10-12 20:12 | Run | Comments(0)