陽気なイエスタデイ

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2011年 12月 31日

2011・大晦日

いつもと変わらない日を迎え、いつもと変わらない夜を過ごす。

快晴微風。冬の衣を纏った西山が凜としてそそり立つ。
外気温マイナス5℃。凍てつく空気を吸い込んだ鼻の穴が、
まるでくっ付いてしまいそうななかでの今年度最後のラン。

今宵、ここ数年慣れ親しんだ二人きりの生活に変化はない。
つまらないテレビは観ない。もちろん国営放送も聴かない。
いつもの夜と同じように、読みかけの本を広げ、区切りの
良いところでページを閉じる。
除夜の鐘は眠りのなかで聴けばいい。

すべてにおいて、どこかで区切りをつけなければならない
物事が存在する。
それは、己の人生においても然り。
予期せぬ出来事に対しても然り。
区切りをつけて目を閉じることも必要じゃないかな‥‥。
そして、目を開けたとき新たな光に進めばいい‥‥。

3・11で心を痛め、エイリアンで錯乱した日。
「2011年よ!おさらばえぇ~!」

目が覚めれば、2012年が始まる正月だ!
さてはて、明朝は今朝のような、すばらしい朝陽の『初日の出』を
拝むことができるだろうか‥‥。
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by don-viajero | 2011-12-31 20:00 | エッセー | Comments(0)
2011年 12月 30日

TSU・RA・RA Ⅱ

冴え冴えと凍てつく夜空を太ってきた月が照らす‥‥。

雪が降ってから、毎朝ごとに冷えが増してきた。
たとえ、太陽が顔を出して冬の弱い光が撫でようが、
U字溝にできた氷柱は、飛び散る水滴を纏いながら、
日に日に大きくなってゆく‥‥。
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身につける宝石なんか無くったって、周りを見渡せば
キラキラ輝くものが一杯ある!(笑)    

by don-viajero | 2011-12-30 19:57 | Photo | Comments(4)
2011年 12月 29日

けあらし

『けあらし』。
正しくは気象用語で蒸気霧。
北国、特に厳寒の北海道の方言である。

海面や川・湖の水面から立ち上がる水蒸気が、陸上からの
冷たい空気に触れて発生する霧だ。
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安曇野地方では、この日の朝-10℃前後を記録した。
犀川・生坂ダム湖の『けあらし』のなかで遊ぶカモたち。

by don-viajero | 2011-12-29 19:16 | Photo | Comments(4)
2011年 12月 27日

TSU・RA・RA Ⅰ

雪が融け、融けた雫が翌朝には氷柱になっている。
朝陽を浴びた氷柱は、まるで自然が造るイルミネーションだ!
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by don-viajero | 2011-12-27 20:24 | Photo | Comments(2)
2011年 12月 26日

SUNRISE

イブの朝、穴にすっぽり納まる日の出を眺めていた‥‥。
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あの日の夕方から、予報通りのクリスマス寒波に見舞われ、
厚い雲に閉ざされすっかり天井の低くなった冬の空からは、
二日続きで白いものが落ちてきて、辺りをモノクロの世界に
変えてしまった‥‥。

by don-viajero | 2011-12-26 19:42 | Photo | Comments(0)
2011年 12月 25日

White Christmas

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森の小人たち

by don-viajero | 2011-12-25 09:23 | Photo | Comments(2)
2011年 12月 24日

クリスマス・イブ

暗闇に支配された時刻から、雪が降り始めた。
ホワイト・クリスマスになりそうだ!
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by don-viajero | 2011-12-24 20:17 | Photo | Comments(1)
2011年 12月 23日

超短編小説 『奇妙な鳥』

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開店準備をしていると、外から変な声が
聞こえてきた。
「い‥らっしゃい‥ませ」しばらく間があいて、
再び「い‥らっしゃい‥ませ」

扉を開けると、そこにはカラスに似た
奇妙な鳥が「い‥らっしゃい‥ませ」
そう言って、ピョンピョンと店内に
入ってきてしまった。
「これゃぁ、珍客でんな!商売繁盛間違いなしや!」

初めのころは物珍しさもあって千客万来の大賑わいだったが、
しばらくすると客足がバタッと途絶えてしまった。
奇妙な鳥は誰も来ないのに、相変わらず
「い‥らっしゃい‥ませ」の繰り返しだ。
誰一人お客のいない店内で鳥を眺めていると、突然
「ほな‥さ・い・な・ら」と言い残し、開けっ放しの扉から
ピョンピョンと出て行ってしまった。

ところが不思議とその日を境に、客足が戻ってくるではないか!
「ひょっとしたら、あの鳥は『閑古鳥』ちゅう鳥だったんかも
 しれへんなぁ‥‥」店主は呟いた。

by don-viajero | 2011-12-23 19:40 | 超短編小説 | Comments(0)
2011年 12月 21日

枯れ色

道端のネコジャラシや、未だにフサフサとした綿毛を蓄え、
冬の弱い光に照らされキラキラ輝かせているチガヤ。
そんな枯れ色の草たちが僕を励ます‥‥。
「おっ!今週も走ってるね!」
「行きはよいよい、帰りは怖いよ!」

いつもの大まかなランニングコースは、東に下り、
南に向かい、西に上がり、南に向かい、再び東に下る。
帰路はその逆。西に上がり、北に向かい、東に下り、
北に向かい、再び西に上がる。

北北西からの冷たい風が、額にうっすらと滲んだ汗を
冷やす。ときおり強く吹くアルプスおろしが、足元の
枯葉を舞い上げ、吐く息を遮るようにして、体力の
消耗を早める。

帰りのランでは、そよそよと靡いていた枯れ色の草たちが、
「それみたことか!」
頭をグルグル回し、ブンブンと音が聞こえるような動きに
変わっていた‥‥。
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                                ≪冬の光≫

by don-viajero | 2011-12-21 19:45 | Run | Comments(2)
2011年 12月 19日

イクメン

次女が出産のため帰省してきたのが、10月初旬。

10月22日に無事男の子を生み、昨日ようやく嫁ぎ先の
川崎へ帰って行った。

旦那の仕事が忙しく、なかなか迎えに来ることができず、
すっかり長逗留を決め込んだのだった。
川崎の両親(両親と同居ではない)にとっては初孫だ。
きっと首を長~くして待っていたことであろう。

こちらとしても、一ヶ月で帰るんだったらまだしも、
二ヶ月も経てば、顔の表情も豊かになってきた孫を
見送るのに、ちょっぴりおセンチになってしまっても
致しかたあるまい。

我が家は3人の子を儲けたが、カミさんは実家(府中)に
帰らず、3人ともこちらで生み、育てあげた。
年子で生れた次女のときには、いまは友人の妻に
納まっているSさんの協力もあり、とても助かった。

私も子育てには大いに協力した。
まだパンパースなんて無い時代。
家にいるときには、さらし木綿の布オムツの替えや
ミルク飲ませ(母乳とミルク併用)。
夜、寝かせつけるときは絵本も読んであげた。

いまでこそ『イクメン』なんて洒落た言葉が流行っているが、
徹底的に『イクメン』父ちゃんを実行していたのだ。

by don-viajero | 2011-12-19 19:37 | エッセー | Comments(0)