陽気なイエスタデイ

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2007年 12月 23日

コンパ/Ⅱ

この会合に出席したことは有意義なことばかりではない。
いわゆる『P・T・A』も覚えた。
P=パチンコ、T=タバコ、A=アルコールのことだ。

文化祭には寸劇にも参加した。
時期になれば毎週のごとくあちこちの公民館を
借りて練習したものだ。
1年のときの役柄は覚えていないが、
姉から借りたセパレーツの水着で舞台に立った。
燃え上がるような恥ずかしさで、終了後そのままの
格好でプールに飛び込んで身体を冷やした。
2年のときはあの『巨人の星』の主人公・星飛雄馬役だった。
うさぎ跳びをしながら「とうちゃん!」と叫び、こける。
3年になれば舞台には上がらず、面白おかしく受け狙いの
脚本を考え、下級生にやらせる。
また、3年ともなれば、F高の郷友会にもときどき招かれ、
通う高校は異なっても、同郷の中学を卒業した顔馴染み。
人生を、政治を、進路を、恋までも語りあった。

おそらく今ではこんな集会はやってはいないだろう。
もっとも、酒宴をわかっていて提供してくれる公民館など
どこを探してもあろうはずがない。

当時はそれが可能だった。しかし今の高校生は‥‥?
自分が生きた時代と比べることはできても、
それを当てはめることも求めることも愚かなことだ。
すべてにおいて生きている時代が違うだけなのだ。
これはいつの世代でもいえることであろう。

ただ、この「コンパ」なるもの、如何なる毀誉褒貶(きよほうへん)が
あろうとも、私の青春のなかでは大きな意味合いを
持ったものであったことも事実である。

# by don-viajero | 2007-12-23 20:28 | エッセー | Comments(0)