2014年 03月 10日
この題名はブログの中身とはまったく関係ありません‥‥。 以前にも書いたことがあると思いますが‥‥。 長い旅のなかで必ず時間を弄んでしまうときがある。 そんなとき、木陰のベンチに腰掛けページを開く。 活字を追うことに疲れ、心地よい風に誘われるように、 微睡んでしまうこともある‥‥。 今回ミャンマーの旅でお供したのが『アフリカの瞳』 帚木蓬生(ははきぎほうせい)著。この作者との出逢いは、 姪のお薦め作者だったからだ。初めて手にしたのが 『安楽病棟』。現役の精神科医としての短編物だったが、 つまらなくて途中で放り投げてしまった。しかし、今回の 作品はこれでも同じ作者なのかと訝ってしまうほど上出来な 作品だった。国名は伏せてはあるが、明らかに南アフリカ 共和国の実情である。 主要なテーマは、主人公の医師「作田」を通して見えてくる、 エイズ問題やいまでも蔓延る人種差別。指導者や富裕層が 白人から黒人にとって代わっただけで、何ら変わらない アフリカの現状だ。 そして、突然起こった息子の誘拐事件‥‥。 (インレー湖・ニャウンシュエにて)
by don-viajero
| 2014-03-10 19:47
| 本
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