2007年 07月 07日
今でこそ、様々なガイドブックが簡単に手に入る 時代ではあるが、私が旅に出ようと思った時、 それなるものはほとんどなかった。 深井聡男著『アジアを歩く』。これ一冊だけが、 この地域を旅する人々のバイブルといっても 過言ではなかった。第二のインドブームを巻き起こした、 あの沢木耕太郎著『深夜特急』と同じく、アジアから ヨーロッパまでのバックパッカー用ガイドブックだ。 私はギリシャ・アテネから入り、トルコ、アメリカ ナイズされたパーレビ王朝時代のイラン、平和だった 頃のアフガニスタン、パキスタン、混沌としたインド、 ヒマラヤを抱えたネパール、再びインド、パキスタンと 周り、カラチから帰国した。 当時$1=240円。しかもフライトは南回り。 アテネに到着するまで、羽田⇒マニラ⇒バンコク⇒ カラチ⇒ダマスカス⇒アテネという気の遠くなる ような経由地を経ての行程であった。 今では、ワンフライトでヨーロッパ各都市へ行ける 時代だ。まさに隔世の感がある。 この旅のイエスタデイは後日、少しずつ認めていく つもりである。
by don-viajero
| 2007-07-07 08:37
| ◆旅/全般◆
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