2008年 03月 07日
色褪せたセピア色の記憶のなかにあって、 少しばかり色づけをしてみたいものがある。 誰にでもあっただろう『初恋』。 「小さな恋のメロディ」ではないが、 おませだった私のそれは小学校低学年のときだった。 その彼女に、最近夢のなかでチョコチョコ出逢うようになった。 まるで忘れかけていたマイドキュメントのフォルダーから 引っ張り出されたように‥‥。 小学生のままのときもあれば、成人の姿で現れるときもある。 残念ながら、秋波を送られることもなく、 結果、恋愛関係に陥るというストーリーにはならない。 どういうわけかいつもチョイ役で終わってしまう。 朝、目覚めたとき -少しぐらいときめきがあってもいいのになぁ- と地団駄を踏む思いである。 そういえば年を重ねるごとに胸がキュンキュンと締め付けられたり、 ドキドキしたりの『ときめき』というものを感じなくなってしまっている。 人間が図太くなってしまったからであろうか? 若いころとは違い何も『ときめき』は女性に対してだけのものではない。 いろいろな『ときめき』があって然るべきであろう。 脳みそが老いてくるとともに煩労(はんろう)がそのものを 排除しているのかもしれない。 ちなみに、夢判断「昔の恋人」を調べると、 -思い出にひたるよりも前向きに生きなさいという警告- とあった‥‥。
by don-viajero
| 2008-03-07 20:11
| 夢
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