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2018年 11月 01日 ( 1 )


2018年 11月 01日

掌編小説

掌編(しょうへん)小説、または掌(てのひら)小説。
この手の物は短編小説より短い小説だ。我流で言えば
超短編小説ってとこかな‥‥。

あえて格段をもって恥ずかしいことではないのだが、
いままで瀬戸内寂聴さん(旧名は晴美さん)の本は
読んだことがない‥‥。

それは、彼女の壮絶な生き様を含め、ただただ食指が
動かなかったというだけである‥‥。
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題名「求愛」の中に描かれている、一篇4ページから
7ページで完結する三十篇の『愛』は、そのすべてが
純朴な形の『愛』である。たとえおどろおどろした
内容でも、さらりとした表現が後味を濁さない。

そこにあるのは、享受する側の『愛』ではなく、求める
『愛』だけだ‥‥。

秋の夜長、飲み疲れて草臥れた脳みその一夜、一篇ずつ
読むのには、ちょうどいいページ数かもしれない‥‥。

by don-viajero | 2018-11-01 19:00 | | Comments(0)